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Posted by ミリタリーブログ  at 

2019年09月01日

Prowin マガジン V2 バルブ分解+再組立編

皆さんこんばんはm(__)m



前回の記事の続きです~

すっかり金食い虫となってしまったpwoinマガジン V2に、

タニオコバのマルチユースバルブレンチが無事フィットしましたので、

放出側バルブの分解を行いました。




小さいEリングを外して…


バルブ内部のパーツを取り出します。この中にスタックの原因があるはず…


ついでにジャンクボックスにいる、旧wam4マガジンのバルブも分解…
何かしら使えそうなパーツ無いかな…と。


上:prowinバルブ  下:wam4バルブ

なんだろうprowinのバルブの溝。分かる方いらっしゃいますか?

wam4マガジンの純正バルブには無いですね…。

ちなみにバルブスプリングのテンションはwam4のが強いので入れ替えようとしましたが、

サイズが合わず駄目でした。



市販のバネを購入し、長さを調整したりするも外径、内径がフィットせずダメでした。

バルブの細い所:5mm (スプリングの稼働箇所)
バルブの太い所:6mm (スプリングを抑え込む箇所)

prowin既存のバルブスプリングの仕様:線形0.3×外径5.7×全長8mm
(*安価な電子ノギスでの実測なので誤差注意!鵜吞みにしないでください…)

日本だと外径6mmは良くあるのですが、5.7mmって…

写真左のバネは、外径が5.4mmでも線形が0.4mmなので、内径が4.6mmとなり、

バルブに入らずアウト。

写真右は、外径6mm、線形0.5mmなので内径5mmピッタリ。

バルブにちゃんと入りますが、バルブ+バルブスリーブと組み合わせるとクリアランスが無く、

干渉して動作せず。やはり外径が6mmだと大きいのか?

もう一種類スプリングを海外から取り寄せているので、それで合わなければスプリングは

諦めようかと…。

とりあえず各所をオイルアップして、再組立。


ついでにナイロンとポリエステル複合のスポンジを挿入します。

入れるときは色々試行錯誤しました。上の写真と実際は違いますので悪しからず。

順番としては上部インナーブロックを先に入れる、スイングするパーツを

インジェクションバルブに通す、それからスポンジと下部インナーブロックを入れる

手順が良いかと…。




ついでにそばにあったpwowinマガジン V1のプレートを外すと、やはりV2と違いますね。



昔はバナナマガジンのほうがレアだったらしいですが、今ではショートマガジンの方がレアですね。

肝心のテスト射撃の結果は…

セミオート:OK

フルオート:バルブスタック、アンド ブシュ―ーーーー( ;∀;)

オイルアップ程度ではダメですか。ガックしです~。

取り敢えず以下まとめ。

■バルブがスタックする条件
・フルオート射撃
・バルブを強く叩く

■原因
。不明、内部だから目視出来ず
・ペンチでバルブを引っ張れば元に戻る

■推測
①ハンマースプリングが強い?社外の120%仕様なので
 バルブを叩きすぎ?でもwam4純正マガジンは問題なく動作しているのでハンマースプリングに原因は無いと思われ…

②バルブスプリングがへたっている?でもセミではちゃんと動作するのが不思議…なぜフルオート時だけ…

③バルブの謎の溝が原因?圧縮時にスプリングが溝に逃げ込み、
 バルブスリーブ内部の円環状(スプリングを抑える箇所)
 を超えてバルブと共にスプリングがはみ出す?それによってスリーブとバルブが固着してしまう?
フルオートのように短時間で連続的な動作が溝に逃げ込むきっかけを作る?


円環状の補足写真

個人的には③が原因かと思ってます。

溝塞いじゃおっかなっと思ってます。

偉大なミリブロ先輩方、お知恵をコメントくださいませ(*- -)(*_ _)

























  

Posted by MARSOC  at 20:06Comments(4)メンテナンスprowin